スイス国鉄の列車には食堂車が連結されています。列車に揺られながら食事を楽しめるのは貴重なものです。インターシティに乗って、ジュネーブとローザンヌ間の短い距離ではありましたが、日本ではなかなか味わえなくなった食堂車の旅を楽しみました。
ジュネーブ駅で列車を待ちます。ひっきりなしに発着するスイス国鉄の列車はどれも洗練されています。
ローザンヌに向かうインターシティがやってきました。随分と汚れていますが2階建てです。
階段を登って2階食堂車へ。
ジュネーブ発車時点で客席は半分が埋まりました。人気なんですね。
2階席なので眺めが良いです。
さて何を頼もうか?乗車時間はそんなに無いのでデザートにしておきます。
コーヒーと焼き菓子を頼みましたが焼き菓子はパッケージに入ったままで風情も何もありません。
許可を貰って厨房部分を見せてもらいました。
2階厨房内と1階を結ぶスタッフ用の階段。積み込みスペースでしょうか。
相変わらず食堂車は人気です。2階全てが食堂ではなく半分弱は2等席です。
ローザンヌからの折返しも2階建て食堂車でした。
時間帯のせいでしょうか今度は空席が目立ちます。
パンナコッタとコーヒーを頼みました。恐らくカップに入ったものを皿に出しただけですが、袋に包まれたままの状態よりは雰囲気があります。
食堂車は素晴らしい鉄道文化だと思います。末永く活躍してほしいものです。