「ツインルーム」
鳥取県米子市にある「ANAクラウンプラザホテル米子」に宿泊しました。車利用でしたが国道9号から近く、無料の駐車場は平面式で広々としており、宴会利用者で満車の場合でも連泊している私の為に滞在中の駐車枠をキープするなどの対応をしてくれたおかげで毎夕ホテルに戻る度に空いている駐車枠を探してウロウロすることもなく非常に便利でした。
JR米子駅からは離れているので鉄道利用の場合は少し不便な立地ですが、ホテルの車寄せに米子空港行きのバスが発着するので飛行機利用者には大変便利だと思います。
地上9階建てのホテルには宴会場やウエディング施設などがひととおり揃っているものの、建物の規模的にはそれほど大きくはありません。でもむしろそのコンパクトさのおかげで宿泊客への目配せが出来ているのではと思いました。ホテルの経営は株式会社ホテルマネージメント米子(本社:鳥取県米子市)。
客室階のエレベーターホールと廊下の様子です。シンプルなインテリアで静寂感に包まれていました。
フロア図を見ても分かるように単純なレイアウトです。今回も希望取りエレベーターから離れた部屋に泊まります。
客室扉廻りの様子です。部屋のスイッチのデザインは少し懐かしいタイプです。ホテルは2003年6月6日に米子全日空ホテルとして開業し、2017年10月1日に国内19軒目のANAクラウンプラザホテルとしてリブランドしています。なので照明スイッチは全日空ホテル時代から変わっていないのかもしれません。
客室は普通のツインルーム。部屋面積は21㎡。
ベッドサイズは110cm✕195cmと標準的なシングルベッドサイズです。
壁面に飾られた絵、これがあるのと無いとでは部屋の印章がだいぶ変わります。エアコンはヤンマー製。
2つのベッドの間に共用のサイドボードがあるタイプ。
サイドボードには電話やメモ帳などがセットされているものの、スマホを置くにあたっては特に支障をきたすようなものでもありません。
枕は2種類、そしてクッション。 枕元にはコンセントが2口ありますがUSBは無し。
ワーキングデスクは手前側が弧を描いた凝ったデザイン。 机上にコンセントも備わり利便性は良い。
椅子は背もたれも高く、長時間座っていても疲れない座り心地。 ツインのシングルユースでしたがスリープアドバンテージの品は各2個ずつ。「めぐりズム」は重宝するのでありがたい。
引き出しの中にはレターセットや米子鬼太郎空港利用客向けのANA時刻表。
テレビと手狭なラウンジチェア。
机の下に冷蔵庫や電気ポットなどがあります。
ミニバーの料金は非常に良心的です。
インスタントコーヒーやティーバッグ類。
クローゼット内部。得てして出発時に雨が降っていない限り傘を持ち歩いていないためにホテルの傘は助かります。
ホテルブランドが印刷された使い捨てスリッパとセーフティボックス。
ワッフル地のナイトウェアはビニール入り。シューシャイン類。
窓外の眺めです。北東側の部屋だったので米子の市街地ビューとなります。
水回り
シンクはワンハンドル式なので温度調整がしやすいです。アメニティは国内のクラウンプラザではお馴染みのThis Works製。日本の小売店では見かけませんがどうやら英国企業のようです。
ドライヤーにタオルもたくさん。
バスタブはユニットバスのような狭さは無いが、わざわざお湯をためてくつろごうとは思えないもの。
シャワーヘッドは詰まりもなく水圧もあって問題なし。御手洗いのウオシュレット操作部は一昔前のタイプです。
そして連泊時に欠かせない物干しロープは緩みなど無くしっかりとしていました。でもバスルームで乾かすより室内に干した方が圧倒的に早く乾燥するのであまり使わないんですけどね。
クラウンプラザホテルにしては小規模で設備的には上質なビジネスホテルといった感じですが、米子市内のホテルでは間違いなく一番設備面では優れているでしょうから、今後新規ホテルが米子市内にオープンしない限りはここを利用し続けるのだろうなと思いました。