「セミダブル」
東京都港区六本木7丁目にある「レム六本木」に宿泊しました。
元々はホテルアイビス六本木が建っていた場所にあります。
外苑東通りに面しており、東京メトロ日比谷線、都営大江戸線六本木駅 ならびに六本木交差点から至近の好立地です。ビジネスや観光の拠点として使えそうです。
ホテルの開業は2017年3月30日。
ホテルの運営は株式会社阪急阪神ホテルズ(本社:大阪市北区)です。
これまで六本木駅周辺には、古びたビジネスホテルしかなかったので、新しいビジネスホテルの開業は非常にありがたいです。
パブリックスペース
「レム」というホテルブランドは阪急阪神第一ホテルが運営する「快眠」をコンセプトにした宿泊主体型ホテルのブランドです。
雰囲気としては高級ビジネスホテルって感じ。
エレベーターかご内はシックな印象です。
客室階のエレベーターホールまわりです。
飲料やルームシアターカードの自動販売機などもあります。
フロア図
避難経路図です。L字型のレイアウトです。
エレベーター回りの形状が避難時に少々不安を覚える。
扉まわり
カードキーをスロットに差し込んで主電源がONになるタイプです。


クローゼット
今どきのホテルらしく、扉の無いオープンタイプです。
消臭スプレー、靴べら、洋服ブラシ、シューシャインペーパーなどビジネスホテルに必要なモノは一通り揃っています。


ダイキン製のエアコン操作部。
これは使い勝手もよく、空調機器はやっぱりダイキンだよなぁと常々思います。
入口から部屋方向を見た様子です。
白い壁面と天井に、赤色のカーペットが鮮やかです。
セミダブル
部屋面積は15㎡とビジネスホテルとしては一般的な大きさです。
このホテル内で最も部屋数の多いタイプとなります。
別角度から見た部屋の様子です。それにしても赤色が眩しいです。
ホテルの説明によるとカラースキームがあって、客室のカラーは3種類。
「夜明け」「暁」をテーマとした“Aube オーブ”、「落日」「夕焼け」をテーマとした“Soleíl ソレイユ”、皇居の森をテーマとした“Forét フォレ”があるそうです。
…で、この部屋はどれなのかな?


ベッド
サイズは140cm✕195cm。
マットレスはオリジナルベッドの「シルキーレム」。
日本ベッド製造(株)と共同開発したオリジナルベッドで、通常の倍の数のスプリングを使った超高密度構造とのことです。
場所によって3箇所で硬さを変えているため、身体のラインに沿って包み込まれるような寝心地を体感できるのだそうですが、実際に横になってみても、鈍感な私には他のマットレスとの違いは感じられませんでした。
枕は2個。ナイトウェアはシルキーな肌触りで着心地の良いものでした。


サイドテーブルはヘッドボード内にニッチ状に設置されています。
奥行きが無いためスマホは置けても書籍は無理そうです。
机まわり
角を落としたデザインです。
特注品でしょうから、ガラスの天板は取り扱い注意です。
机周りにはUSBコンセントやユニバーサルコンセントも備わっています。
しかし残念なのはコンセント上の装飾が出っ張っているため、アダプター付きのプラグなどは奥までしっかりと差すことが出来ません。
部屋の設計者はこういう点を考慮しなかったのだろうか?
マッサージチェア
この部屋の特徴というかウリがマッサージチェアでしょう。
新発想の「横回転もみ玉」で、しっかりなめらかに、親指でこねるようなマッサージが楽しめます。
テレビは壁掛け式。
冷蔵庫の中は空っぽです。
バーカウンター
ミニバーはありませんが便宜上そう呼びます。
ガラス戸の付いた棚を開けるとタイガー製の電気ポット。


引き出し内にはセーフティボックスと各種変換コネクター付きの充電器。


カップ類


水回り
コンパクトな水回りですが清潔感があります。
アメニティは一通り揃っています。
洗面台
小ぶりなサイズだけに、静かに顔を洗わないと水滴が周囲に飛び散りそうです。
お手洗い
ウオシュレットの操作部はリモコン式で、音姫も付いています。
タオルとドライヤー


シャワーブース
バスタブはなくシャワーブースのみです。ビジネスホテルはこれで十分に事足ります。
ハンドシャワーのみならずレインシャワーもあります。
大きなシャワーヘッドから降り注ぐ水流が、からだ全体を包み込んでくれます。
ゆったりとスツールに座って浴びることもできます。
シャンプーや石鹸類は「レム」のオリジナルブランドです。
カランなどの水栓機器はとてもキレイに磨かれていて清潔感があります。


バスルームと部屋の間はガラスですが、ロールカーテンで遮蔽可能です。
眺望
夜と昼の窓外の様子。
北向きの部屋から見える風景です。東京ミッドタウンが目立ちます。


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