子供の頃から猫が好きでした。まだ今と違って団地の猫が住民から可愛がられていた時代です。
そして年月が経ち、歳をとってようやく猫を飼える環境が整いました(長かった…)。
そこで猫を飼っている同僚に相談すると、その同僚は保護猫を引き取ったとのこと。私も飼うならば保護猫と思っていたので、同僚もお世話になった保護猫の活動団体の方を紹介してもらいました。
預かりの責任者の方から「一度見に来てください」とお誘いを受けたので、はやる気持ちを抑えて譲渡会に伺いました。保護猫の預かりをされているその方はまさに明朗快活で感じの良い方で、「猫を飼うのは初めて」と伝えると「なんでもいつでも相談してください!」と頼もしいお言葉。猫に何かあった時に相談出来る相手がいるのは初心者にとって大変心強い限り。数多くの猫を育ててきたベテランですから本当に頼りになります。
それから1ヶ月後、2度目の譲渡会で生後2ヶ月になる兄妹子猫を譲り受けました。
この子猫の生い立ちについて聞いたところによると…
飼い猫の😼ベンガル♀が脱走
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その後帰宅。一人暮らしの飼い主が入院。
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飼い主の親族が留守となった家に😽ベンガルの世話に訪れる。
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子猫が3匹😺😸😺生まれていてビックリ!保護依頼。
…だったそうです。
母・ベンガル×父・野良猫という”格差恋愛”で産まれた3匹のうち、いつも一緒に行動している兄と妹の2匹を譲り受けました。もう1匹いたオスは他の里親さんの元に行きました。
写真左、黒い子が妹のシラス、右の灰色がかっているのが兄トーゴです。
初日は猫たちも緊張で疲れているだろうとケージの中で過ごしてもらいました。
翌日にケージを開けると、出てきて部屋でくつろぎはじめました。
トーゴは子猫にしては精悍な顔つきをしている印象です。
目つきが鋭くて殺し屋みたいだと思ったので「ゴルゴ13」のデューク東郷から名前を拝借して「トーゴ」と命名しました。
一方の妹は甘えん坊すぎるので、もうすこし猫らしく”従順ならざる者”になってほしいと願い、畏れ多くも白洲次郎から名前を拝借して「シラス」と命名しました。
この日の両者の体重はトーゴが1161g、シラスは798g。
まだまだ小さいですが子猫らしく元気です。
テーブルの上でくつろぐ兄のトーゴが気になる妹のシラス😼
闘いを挑みにいくシラス😾
しかし一発で兄トーゴに仕留められ、無念そうな表情を見せるシラス😿
体重差が360gもあれば、さすがに力では敵わないか。
得意げな兄トーゴを恨めしそうに見つめる妹のシラス。
でも、じゃれ合いが終われば2匹は仲良く寄り添って寝ています。
元気に育って長生きしてほしいものです。