「ダブル」
静岡の中心部にあるビジネスホテルです。
静岡駅からは、途中に大通りを挟むために信号待ちがありますが、その大通りさえ渡ってしまえば、後は信号につかまることもありません。
ちなみに静岡駅から地下道を経由すれば、信号待ち無しのストレスフリーでアクセスできます。
パブリックスペース
系列には「ホテルセレステ静岡鷹匠」という少し高級系のホテルがあります。
また、現在の「スマイルホテル静岡」はかつて「アーバントイン静岡」というホテルだったこともあり、市内で手広くホテル業を行っているようです。
ホテルの開業は1992年と決して新しいホテルではありませんが、2008年にリニューアルが行われたこともあり、エントランスを含めてパブリックゾーンや客室など、思いのほか綺麗でした。
チェックインは15時ですが、この手の小規模なビジネスホテルにしては珍しくチェックアウトは11時となっています。
ちなみにAカード加盟ホテルです。
エレベーター内
エレベーターは1基のみです。
ただし1フロアに客室は8室のみなので、混み合うことはありませんでした。
フロアの内訳
2階にはコインランドリーがある分、部屋数が1つ少なくなっています。
ホテルは全63室。内訳はシングル44部屋、ダブル12部屋、デラックスダブル3部屋、ツイン4部屋となっています。
客室階廊下
暖色系の照明で優しい雰囲気が漂っていました。
フロア図
避難経路図です。廊下は中央にまっすぐ1本のみ。
避難階段は廊下の突き当りに1箇所のみです。
扉まわり
入口付近はタイル張りになっています。靴底の汚れが客室内のカーペットに付かないのでメンテに関しては便利そうです。
鍵は昔ながらのキーホルダー式です。
ちなみにこの手の鍵は外出時にはフロントに預けるのが常ですが、コロナ禍ということもあり、滞在中のルームキーは出来るだけフロントへ預けずに持ち歩いてくださいとのことでした。
清掃札はドアノブ吊り下げ方式です。
クローゼット
ドアを入ってすぐ横に扉のないオープンタイプのクローゼットがあります。
ハンガーはプラスチック製の安っぽい物でした。
一方で、靴べらやブラシには木製品を使っており、見た目が良いです。
スリッパは使い捨てとリサイクルタイプの2種類。
ダブル
客室面積は15㎡、ごく一般的なビジネスホテルの広さです。
ベッド
ベッドはダブルサイズです。マットレスは固めです。スプリングがきしむ音がします。
マットレスを確認しましたが、ブランドは不明でした。
枕の弾力性は高めです。詰め物が化繊系なのかゴロゴロとした感触があります。
サイドテーブルはありませんが、ヘッドボードの上にスマホやメガネなら置くことはできるだけの厚みがあります。
コンセントはACコンセントが2口。
エアコンの調節はL・M・Hの3段階の強弱切替のみです。冷房と暖房の集中式になっており、冷暖切り替えは客室毎には出来ません。
ナイトウェアは薄手のガウン式です。
机まわり
机の上にはゴチャゴチャと様々な物が置かれていますが、広い机なのでそれほど邪魔には感じませんでした。
椅子はキャスター付きで背もたれもメッシュになっており、座面もクッション性があって座り心地は良かったです。
シャープ製の卓上型の空気清浄機です。加湿機能はありません。
テレビ
三菱製のREAL。文字情報の字幕が出る設定になっていました。それの解除方法がわからず画面が見づらかった。
またリモコンボタンに汚れが目立ったのはちょっと不潔です。
有料放送はテレビカードを購入することで視聴可能。
料金は1日1000円で、カード挿入時より13時まで。
カードの自販機は2階の自販機コーナーと、5階、8階のエレベーター前にあります。
ドライヤーはナショナルのionity。
電気ポットはタイガー製。
奥にはアイスペールがあります。製氷機は2階にあります。
ティーセット
煎茶のティーバッグが2つ。湯呑しかないため、コンビニでインスタントのドリップコーヒーを購入しましたが飲みづらかったです。
ミネラルウォーターは客室内にはありませんが、1階で1人につき1泊1本プレゼントしているとのことでした。
チェックインの時にこの説明は無く、渡された案内用紙に記されていました。
しかし、この案内を読んだのが客室に入った後だったので、水を受け取りにわざわざ1階まで降りるのが面倒なので、もらいそびれました。
冷蔵庫
電源のON-OFFボタンのみならず、ハイ・ローの切り替えスイッチもあります。
冷蔵庫内部は空っぽです。
ドアポケットが小さいためペットボトルの縦置きはできません。
眺望
窓はそれほど大きくはありません。
窓は換気が出来る程度に開きます。
建物は角地に建っているので、南向きの客室の低層階でさえなければ、窓からの眺望は約束されています。
ちなみにこの眺めは北向きの様子です。
夜景です。
静岡のシティビュー。
水回り
典型的なユニットバスです。
少し酸っぱい系の臭いがするのがマイナスポイント。
バスタブ
小さなバスタブ。シャワーブース的な使い方しかしません。
シャワーヘッドは小さめです。そしてシャワー穴に詰まりがあるため、幾つかの穴からは変な方向にお湯が噴き出します。
またシャワー穴の径が小さいからか、肌当たりは強いために大事なところなどは痛いです。
シャワーヘッドとホースの継ぎ目からお湯が漏れ出しています。
そしてカランは2ハンドル式のため温度調節が面倒です。
洗面台
こちらも2ハンドル式です。
蛇口をひねると、水が出る時にヒュ~っという音がします。
パット見は古くはなさそうな水栓機器ですが、劣化が進んでいます。
シャンプー類はPOLA製のボトル詰め替え式です。
なかなか刺激性の強いボディソープで、傷口などはヒリヒリします。
アメニティは歯ブラシ、ひげ剃り、くし。
タオルはバスタオルとフェイスタオルの2種類。
お手洗い
ウォシュレット操作部は便座に付随しているタイプです。
水量調整はダイヤル式。