ANAの「成田〜デリー線」に初めて搭乗しました。インドは大変興味があったものの、ビザの取得が面倒で後回しになっていた国のひとつです。そしてようやくインド路線の座席にフルフラットが導入されたこともあって、重い腰を上げた次第です。
東南アジア路線であれば、エコノミーでまったく問題ありませんが、搭乗時間が8時間を超えてくるとジワジワと身体に負担がかかってきます。若い頃は欧州や米国東海岸はもちろん、乗り継ぎで南米やアフリカも大丈夫だったのですが…。
搭乗時刻の16時35分まではラウンジで時間をつぶします。それにしても成田空港は羽田空港に比べると遠くて不便ですが、海外に出かけるワクワク気分は高まります。ラウンジで寿司が供されると列が出来ていました。当方は並ぶのが苦手なので「いいなぁ〜」と思いながら眺めていました。
本日の搭乗口はバスゲートでした。
成田空港でバスに乗って飛行機まで移動するのはものすごく久しぶな気がします。乗客はビジネス客と観光客が半々って感じでした。
ビジネスクラスの搭乗率は見たところ50%程度って感じでした。
座席は7Aです。窓側は個室感があって落ち着きます。
さらに後ろは壁なので尚更個室感がありました。
その壁にはマガジンラックがあるのですが、ゴルフは興味が無いので手に取ることはありませんでした。
デリー線にB787が導入されたから搭乗したようなものです。
今まではデリーに興味はあっても座席の悪さが障壁になっていました。
スタッガードはどれも同じと思っていましたが、微妙に違うところもあるので説明書は役に立ちます。
この足元の広さが必要だったのです。
インド行きは比較的搭乗時間が長いので足を伸ばせることが重要です。
あれ?足元って奥に向かって窄んでいるのですか?
天板が青色のものよりも木目調のほうが落ち着きがあっていいですね。
シートの操作ボタンも単純なので機械音痴にはありがたい。
コントローラーや電源も使いやすい位置にあります。
白い灯りは眩しいくらいの光量です。客室消灯後は手元を照らすこの手の照明が便利です。
広くて外を見るのに適している窓ですが、電波を通さないためGPSでログを取得している者にとっては残念。
手前と奥のガラス面との隙間が他の機材よりも広がっているのでしょうか?映り込みが多くなって写真を撮る時は面倒です。
17時15分に出発。それにしても地図を北に固定する方法がわからず、しばらく画面と格闘していました。
離陸しました。遠くに東京方面の夜景が広がります。
機内Wi-Fiサービスが従量制ではなく時間制になったのは便利です。
ヘッドホン。スリッパは履き心地が良いので旅先のホテルでも使います。
時間的に窓外の風景を楽しむことが出来ないため、機内での楽しみは食事程度です。
アミューズは…
胡麻スティック
アプリコットとバターのロール仕立て
2種のオリーブとチーズ ハーブオイルとともに
和食を選びました。
「とうふ屋うかい」とANAのコラボレーションメニューのようです。
小 鉢
胡麻とうふ
菜の花と筍の白酢和へ
前 菜
生湯葉とうにの生姜餡
一口稲荷寿司
カステラ玉子
生麩の田楽
海老からすみ
主 菜
百合根と舞茸の飛龍頭
~ずわい蟹の餡かけ~
御 飯
牛のしぐれ煮御飯
汁
うかい名物 豆水とうふ
御飯 牛のしぐれ煮御飯 主菜 百合根と舞茸の飛龍頭 ~ずわい蟹の餡かけ~
汁
うかい名物 豆水とうふ これが「うかい」とのコラボの肝なのかも?
デザートは「ピエール・エルメ・パリ」とANAのコラボレーションメニュー。
ピスタチオとイチゴのグラスデザート エモーション仕立て
さらにシュークリームとフルーツもいただきました。
到着前の軽食は「チキンカツサンドウィッチ」と「茅乃舎 野菜だしスープ」をいただきました。
横になっているとインドも近く感じます。間もなくデリー到着です。
デリーのイミグレ。
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