JR九州のスイーツトレイン「或る列車」に乗車しました。様々なコースがありますが車窓から海を眺められて楽しそうな長崎発佐世保行きのコースを選びました。


改札口を抜けると列車は既に入線しており記念撮影に興じる人で賑わっていました。乗客は圧倒的に女性の比率が高かったです。


乗車可能となり車内へ。大変凝った作りで手を触れるのもためらわれます。


扉の細かな桟に、ついホコリが溜まって清掃する際の手間を考えてしまいます。
座席にはすでに木箱に入った料理がセットされていました。この器もまた美しいです。
箱の中身は左から長崎県産米の炊き込みご飯と宮崎県の美々鯵と佐賀県自然薯のゴマだれ風味
真ん中が佐賀県みつせ鶏と熊本県車海老、茄子と胡瓜の柑橘ドレッシング
右が鹿児島県豚の角煮
座席は扉で閉めることができるので個室感があります。列車の出入口のステンドグラスもまた雰囲気があります。


駅員さんらに見送られて出発です。こういうのは恥ずかしいので少々苦手です。手を振られたら振り返さなければ申し訳ないですし。
「ごぼうポタージュスープ」の後におまちかねのスイーツコースが始まりました。
スイーツの1品目は大分県ヨモギのバリエーションカクテル。綺麗な車窓も相まってスッキリとした味でした。


2品目は熊本県、宮崎県 柑橘のスープ仕立てなるものでした。


下側はこのように柑橘づくし。
3品目は福岡県 八女抹茶のガトー仕立て
西陽が眩しい時間帯ですが窓の簾が良い感じに日差しを和らげてくれます。


スイーツだけですが結構おなかイッパイになってきました。
西陽に輝く海を眺めながらのスイーツ列車はなかなか楽しいものです。
最後の4品目
左から福岡県 イチゴとメープルのタルトレット
真ん中 鹿児島県 黒糖&ゴマのロールケーキ
右 バラとフランボワーズのゼリー
最後はあっさりとした味わいのメニューで助かりました。
最後のデザートを食べ終えた頃に列車はハウステンボス駅に到着。
佐世保駅に着いてからは晩御飯にレモンステーキを食べて、高速バスで長崎に戻りました。